さけべ!!!
A downloadable game
―制作者:TEAM6(#1234)
犬田悠斗(リーダー)、井上護(サウンド)、藤崎賢曙(デザイン)、横沢大斗(エンジニア)、三田村勉(エンジニア)
ー発注者
教育機関、地方自治体
ー対象ユーザー
避難時に声をかける勇気が持てていない、もしくは効果的な声かけができない学生
ー解決すべき課題
①避難に遅れた、もしくは避難しない人の存在
→消防隊が救助中に巻き込まれ亡くなるなど、自分だけでなく周りも巻き込んでしまう
→避難に遅れた、もしくは避難しない人々を助けるためには、声かけが重要(避難した約3割が声かけをきっかけに避難)
②避難時に声かけする人数が少ない
→声かけの勇気が持てない、声かけの方法が分からないのが要因だと考えられる
③声をかける対象に応じて効果的な声かけができていない
→声をかける対象の属性によって効果的な声のかけ方が異なる
ー課題の解決法/手段の適切性
課題1:避難時に声かけする人数が少ない
→声かけの練習をゲームで行うことで、声かけする勇気が持てるようになる
課題2:声をかける対象に応じて効果的な声かけができていない
→効果的な声かけをゲームを通じて、楽しく学習することができる
開発ゲーム:さけべ!!!
概要:
声を用いて人を避難させるゲーム。タイムプレッシャーに追われる中、より多くの人に災害の危機を伝え、無事に避難させることが目標。
ゲームの特徴:
・プレイヤーが出した音声を、大きさ・高さ・音声認識で判別し、効果的な声かけだと多くの人を避難させることができる
・タイムプレッシャーで、津波が迫ってくるような災害の臨場感を出す
・スコアランキングで、楽しく競争させる
・人のパラメーターを多様に設定(避難させることが難しい人もいれば、簡単な人もいる)→声をかける対象に応じた適切な声かけを試行錯誤しながら学習
・声をかける対象の要望が吹き出しで表示されるヒントシステム(実装未定)
・気象状況(雨など)に応じて、必要な声の大きさが変化する(実装未定)
・画面に表示される人をあえて分かりにくくすることで、災害中に見つけることが難しい人の存在を表現
ー検証方法
小中学生を対象とした事前事後のアンケート調査
→小、中学校の避難訓練の最初にこのゲームを導入してもらう
→事前事後で「声をかける勇気を持てた」、「効果的な声かけが分かった」割合が有意に増加したか確認する
→その後、開発したゲームと通常の声かけ訓練との比較調査を行うことも検討
ーゲームが持つ不思議な力の適用補法
・タイムプレッシャー(残り時間はボーナスポイント)
・音声を用いるだけというシンプルなゲーム設計で老若男女誰しもが遊べる
―備考
2つのモードを開発(災害モードとりんごモード)
りんごモード:声を用いてりんごを落とすゲーム
りんごを落とすモードでは、普段自宅で遊んでもらうことを想定
普段も遊んでもらうことで、災害時に自然に声が出るようにすることが目的
―操作方法
・画面をクリックし、ゲームを開始
・マイクから声(音の大小、高低、キーワード)を読み取り、人(りんご)を逃す(落とす)。
・スタート画面の左上にある、切り替えマークをクリックすると、 モード切り替え
―終了条件
・全員を逃す(全部を落とす)
・制限時間を過ぎる
Status | Released |
Author | gamejam#1234 |
Genre | Simulation |
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